港から揚げた魚用かなと思ったら、なるほど琵琶湖の魚ね!
パネル展示の内容は、北陸本線の輸送力向上のためのルート変更や勾配の緩和についてや、交流電化と直流電化の切り替えの話だったのでド素人向けと言うよりは興味のある人向けの内容かなと。
敦賀の港を経由してベルリン行きの切符。北陸お兄ちゃんワールドワイド。
展示エリアは2館に分かれていて、車両の静態展示のある部屋と歴史や資料パネルのある部屋とがあります。
まずは資料などが展示されている方から先に見てみることにしました。4面の壁に沿って説明パネルなどがずらり。展示資料は複製とかが多いかな。
真ん中のエリアは、企画展示スペースになっています。今の企画は昔のすごろくを集めた展示のようでした。
展示資料のひとつ、明治37年の長浜駅、米原駅の時刻表。北陸お兄ちゃんとジュニアはこの頃から一体となった運行をしていたんだなぁ。
これは当時のものではなく後から作られた渡り廊下だけど、雰囲気だけでも楽しめます。そうそうこの形の柱ね…山陰の跨線橋とかにたまに残ってるよねってやつ。
実用的なデザインが採用される今ではこんな階段には(わざとこのような形にする以外では)絶対にならないからなぁ。
明治、大正期の、無駄とも言われかねないほどの装飾や細部まで見た目にこだわって作った感じが大好きです。
建物の中に入る前から中々の見ごたえだけど(しかもこれらは入館料ナシで見れてしまう…)、いよいよ中に入ると、まずは琵琶湖汽船の広告から。そうか、北陸お兄ちゃんを語るならばまずはジュニアから語らないと始まらないな。
このポイントも日本最古のものらしい。痛みやすい部分なのでそもそもあまり古いものは残っていないけれど、偶然このポイントは酷使をまぬがれて長浜駅構内に残っていたんだとか。
鉄道局神戸工事製だそうです。
旧線の柳ヶ瀬トンネルの扁額です。
世のために走る鉄道をいつまでも頼りにする、かぁ…。