そして日も沈み、海の上にはぽつぽつと光が。何の光なんでしょうか?船?それとも島があるんでしょうか?
そして。この区間で私がどうしても一度来てみたかった場所、惣郷川橋梁の上を通過しました。宇田郷と須佐の間にある橋で、山陰が海岸の上に飛び出たような形で走る場所です。文字通り「山陰が海の上を走る箇所」。
撮影地としても有名で、めちゃくちゃ綺麗な夕日と山陰の写真が撮れるポイントでもありますが、そのためには駅から2kmぐらい歩かないといけないので車がないと厳しいかも。
今回の旅は山陰の未乗区間を潰すためでもあったんですが、夕日が綺麗だという山陰から一度は夕暮れを見てみたいとも思っていたので、その両方を叶えることができてもう!嬉しさしかないです。
東萩を16時台(17時に近いぐらいかな)に出発する益田行きの列車に乗ると、10月辺りであればちょうど日の入りをこの惣郷川橋梁付近で迎えるという素晴らしい時間帯を味わえるので、これは本当に声を大にして「いいですよ!!」と言いたいです。
足元まで視界全部が海に囲まれた中、波でゆらゆら揺れる夕日の橙の光が、まっすぐにこちらに差し込んでくる……。
日頃の嫌なこととか全部忘れて、生きててよかった!と思えた瞬間でした。日常に疲れた時こそに訪れてほしい、そんな山陰です。
車内には地元の方がぽつぽつと、そして私と同じく、山陰に乗りに来たと思われる男の人が1人。私もその人も、窓に張り付くようにしてこの夕焼けを眺めている。
ところで最近こんな感じのさわウォ手作りポスターがセントラルの駅に貼られるようになっている。これは関西おじちゃんのところだね。
今日ちゃんと祝えてなかったので。
ジュニア、145回目の誕生日おめでとう!ギリギリ滑り込み!
宇田郷まで来ました。ここから次の駅の須佐までの間は、600キロ以上に及ぶ山陰の一番最後に繋がった区間です。この区間の工事が終わって、山陰は京都から幡生まで全通しました。
大分日も傾いてきました。
山陰の夕日は素晴らしいという言葉に違わない光景。展望台からでも何でもなく、車窓から、移動しながら眺められる光景なのです。
山陰を使っている地元の人には当たり前の風景なんだろうか。この車窓が毎日のように広がっているなんて、他県民からしたら贅沢すぎるよ…!
長門大井〜奈古間の海岸線に沿ったカーブ。これから通る道、通ってきた道が見渡せるのが面白い。
益田行きの普通に乗り込んで一安心。東萩を出た後も、海岸線に沿ってのんびり走ります。
歩くと30分以上はかかるよ、とのことだったんですが、本気で走ったら意外と早く着いてしまった……。20分くらい空き時間ができたので、駅の隣にあった萩焼とお土産物のお店をうろうろ。
萩焼の素朴な白が好きで色々物色していたところ、何かここでも食料難民オーラを発していたのか(結局萩市内でもご飯を食べられず)、お土産物屋のおばちゃんに「貰い物の柿があるから食べてって!」と声を掛けていただいてごちそうになることに。
何でしょう長門市からここまで、地元の方の優しさで私は生かされている…!山陰……良いところ!大好きです。
あとこのお店でめっちゃ可愛い萩焼のフグ型コーヒーカップを発見して、後先考えずに(セントラルまで持ち帰らないといけない)買ってしまいました。可愛すぎて使えずに今に至ります。
萩焼は好きなのでもう少し色々と揃えてみたいところです。